SSRIの授乳中の服用について

SSRIは授乳中も服用できる?


SSRIは服用していると体内に蓄積されることになります。ですが、その蓄積量は授乳に大きな影響を与えることはありません。医師からも授乳中に薬を変更されるケースも稀だといわれています。ただし、良識的に子供の栄養のことを考えるといくつか注意を払う点があります。ここで、最も注意を払う必要があると思われるのは生後1-2ヶ月くらいとされています。万全ではありませんが、過去の報告からもSSRIによる副作用は特にありません。

授乳中の注意点


母体から子どもの体内への接触は薬が起点となって悪い影響を与えることはほとんどありません。ところが、母親は薬を服用している関係上、医師に薬の種類が多い場合や特殊な薬を飲んでいる場合には授乳を中止するよう伝えられることがあります。そのため、授乳中の子どもへは様子を確認することが大切です。また、自ら服用している薬を子どもが誤飲してしまうことや、睡眠が不規則で生活が乱れてしまうことなどは子どもの生活にも影響を与える可能性があります。

特に気になる場合の対処法


母親が服用している薬が子どもの体内に働きかけることは稀とはいえ、心配になることも想定されます。そこで重要な事は薬についての知識を持つことです。例えば、母親の服用している薬の血中濃度半減期を調べて、その濃度が最高になる時間帯を避けて授乳を行う工夫が考えられます。また、逆に薬を気にしすぎることも不安要素として決して良いものではありません。なかには、気にしてしまうために母親が薬を中断するケースがあります。これは、自分の判断であれば、それこそ危険を伴います。もし、気にするようであれば、女性の医師に相談を持ちかけることも大切です。

授乳による薬の移行性


SSRIを含めてどれほどの量の薬を服用していると乳児に影響が及ぶか。この問題については、既に前例があります。SSRIについては特に問題ないと判断してよいと考えられますが、一方で炭酸リチウム、ブロモクリプチン、シクロフォスファミドなどの一部の薬に関しては禁じられているようです。ただし、これらは抗うつ薬のSSRIには関係ないものですので、SSRIの薬の移行性は低いと判断できます。