SSRIの減薬方法について

SSRIの減薬方法とは?


SSRIの減薬方法は存在します。ただし、これは断薬方法ではないことに注意が必要です。薬を飲み始めた頃に比べて精神的な不安や倦怠感、抑うつ感などの症状が和らいだと医師が判断した場合に、薬を減薬することができます。特徴としては、長時間の判断時間を要すること、そして薬の飲み合わせを踏まえて、慎重に薬を減らしていくことです。ただし、自分が自然と楽な状態になり、治ったと勘違いして薬を減らしたり、断薬することは原則的にあってはならないことです。

減薬の理想的な方法


SSRIの減薬に限らず、薬は徐々に減らしていくことが大切です。仮に一気に薬を軽くしてしまうと、患者の意識の中で「大したことのない病気」「簡単に治すことができる」と判断するケースが多いため、少しずつ減らしていく意識が大切です。また、自分が減らしていく薬に対してはその薬による副作用が無いこと、その薬をなぜ減らすことができるのかといった点を理解しておくことが大切です。そして、時間は個人差によって、まちまちですが長い間辛抱する気持ちで望むことが重要です。

減薬に関する注意点


よく、薬を服用して途中で飲み忘れが続いたり、薬に対しての信用を失い、断薬を試みる人がいます。これは医師の判断のものでない限り、極めて危険な行為です。SSRIのような精神に作用する薬の場合、SSRI離脱症候群という症状に落ちることもあります。そのため、勝手に薬をストップしてしまうことは今まで循環してきた血液の流れを止めるようなもので、大変危険な行為です。

減薬に成功した後は


通常、精神科にかかっていると錠剤を服用することが多いです。また、その錠剤が日々必ず飲まなければならないものであるのに対し、計画的に減薬に成功した後は月に1度の注射を打つだけで済むようになる人もいます。完治という表現を使うことは難しいですが、この程度であれば、減薬に成功し、将来的に薬も注射もせず生活を送ることが出来るでしょう。治療中という意識さえ無くさなければ、薬を次第に減薬していくことは可能です。