SSRIとアカシジアの関係について

SSRIとアカシジアの関係


SSRIはアカシジアに関係があります。正確にはSSRIの副作用としてアカシジアになる可能性があります。アカシジアとは、運動的に落ち着きがなくなり、長時間正座不能になる症状を意味しています。特にSSRIの場合は従来の抗うつ薬とは異なり幅広く処方されていることから、副作用に注意して多様性のあるアカシジアの症状に気をつけることが大切です。

アカシジアの多様性について


アカシジアと一言でいっても、症状の種類に応じて段階があります。例えば、初期症状から段階的に「座ったままの姿勢を維持できない」「下肢にムズムズとした感覚がある」「下肢の絶え間ない動きや足踏み」「同じ姿勢を維持できない」「目的のない徘徊」といった症状があります。これらには治療薬が存在し、医師から処方されます。症状に関しては別の尺度から客観的症状、主観的症状があり、前者は患者自身が気づいていないことが多く自覚症状がないものです。また、後者は患者自身には自覚があり、動きたいという症状を第三者から阻害された時に内心的にストレスを感じるものです。アカシジアには臨床的に多くの資料がありますので、SSRIのような薬を飲んで姿勢を維持できないことを不憫に感じたら、医師に相談しましょう。

原因となる具体的な薬物


一般的に向精神病薬と抗うつ薬に多く、また抗けいれん薬や抗不安薬、抗がん剤などにもアカシジアの原因となる要素が含まれています。例えば、抗精神病薬にはフェノチアジン系の「プロクラルペラジン」「クロルプロマジン」など、ブチロフェノン系の「ハロペリドール」「チミペロン」など、ベンザミド系には「スルピリド」「ネモナプリド」など、非定型抗精神病薬の「リスペリドン」「オランザピン」「ブロナセリン」などです。また、抗うつ薬には三環系、四環系、SSRI,SNRIなど全ての種類にアカシジアの副作用に関係のある薬が含まれています。特にSSRIでは、「フルボキサミン」「プロキセチン」「セルトラリン」などがそれに当たります。